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「風立ちぬ」原画展に行ってきた。

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池袋でやっている「風立ちぬ」の原画展に行ってきました。

映画は今週末に見る予定なので心配だったんだけど、ネタバレもあまりなく安心して見れた。

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鉛筆で描かれた宮崎駿さんの手描きのスケッチとか、設定画とか。

顔を近づけてじーーーっと見てみたら、緻密に描かれててすごい。

空から俯瞰した草原とか、今にも動きそうで生き生きとしている。

 

印象に残ったのは、飛行機のスケッチの端に書かれた宮崎駿さんの手描きメモ。

「カットごとにごまかし、やりくりして描いて下さい。

神経質になってはいけない。正確さはもとめない。

『なんだこれは!?』の気分が大切です」

 

なるほど、と思った。

これは、絵にしろ、文章にしろ、なんらか作品を生み出すときに同じことが言えるんじゃないだろうか。


緻密に考え、描き、書き込む。

一方で、それに縛られない。

遊びを持たせる。

パッと見たときの衝撃を重視して、緻密さを無視してリズムよく描く。

 

つい細かいことばかり気にしてしまいがちな自分としては、ハッとさせられた。